東京藝術大学 上野キャンパスの学生生活と物件探しの新入生向けガイド
こんにちは、新入生の皆さん!東京藝術大学 上野キャンパスへようこそ。
これから始まる学生生活に胸が高まっていることと思いますが、不安も少しはあるのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンパスライフを楽しむために押さえておきたいポイントを、先輩として感じてきたことを交えながらまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次:【東京藝術大学 上野キャンパスの新入生向けガイド】
1.大学サマリー&物件検索
東京芸術大学は、日本の芸術教育の最高峰とも言われる大学。美術学部、音楽学部、映画や舞台芸術など多岐にわたる専門分野が集結するだけあり、「芸術を追究する熱い想いを持った学生が全国から集まる」という独特の空気感があります。
上野といえば、公園や美術館、博物館がひしめき合う文化の中心地。キャンパスから徒歩ですぐの距離に東京国立博物館や国立科学博物館、上野の森美術館などが点在しており、行きたいときにサッと足を運べるのが大きな魅力。先輩たちも「展示替えのたびにインスピレーションを得に行ったり、気分転換に博物館を散策したりできるのは最高」と言っています。
■大学周辺平均賃料
※モデルケース:キャンパスから徒歩15分以内、バストイレ別、20㎡前後、築15年以内
【マンション】8.8万~13.1万円 【アパート】7.0万円~11.1万円
■所在地:東京都台東区上野公園12-8
■キャンパスの最寄駅
学部(一年次) | 最寄駅 |
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音楽学部(作曲、声楽、器楽、指揮、邦楽、楽理) 美術学部(絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築) |
JR東海道線(上野駅) JR京浜東北線・根岸線(上野駅、鴬谷駅) JR山手線(上野駅、鴬谷駅) JR常磐線快速(上野駅) JR常磐線各駅停車(上野駅) 東京メトロ銀座線(上野駅) 東京メトロ日比谷線(上野駅) 東京メトロ千代田線(根津駅) 京成本線(上野駅) |

路線検索・・・キャンパスの最寄駅の路線から検索するので通学時間を計算しやすい探し方です!
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【一言メモ】
●賃料重視派:常磐線各駅停車、京成本線
●オシャレ重視派:山手線、東京メトロ銀座線
エリア検索・・・住所で探すので駅から離れている物件など穴場の物件を探しやすいです!

地図検索・・・視覚的にキャンパスからの距離が分かり易い探し方です!
【一言メモ】
●賃料重視派:台東区、足立区
●オシャレ重視派:港区、千代田区
2.履修登録とシラバスの使い方
芸大ならではの特徴として、学科や専攻ごとに細かく専門科目が分かれている点が挙げられます。油画、日本画、彫刻、デザイン、音楽学部なら楽器別・作曲別…など、とにかく科目が多いんです。専攻内で必修となる授業は当然押さえておくとして、「自分が学びたい科目はどれなのか」を早めに把握しておくとスムーズに履修登録ができます。
シラバスには授業内容や教授・講師の専門分野、評価方法、提出作品の形態などが詳しく書かれています。芸大の授業は、作品制作中心のものが多いので「どれくらいの頻度で制作課題があるのか」「どんな道具や画材が必要なのか」といった現実的な部分も要チェック。先輩からは「シラバスを見て、提出期間が重なりすぎないように気をつける」というアドバイスがよく出ます。
3.校風とキャンパスライフ
芸大は、何より「個性」が尊重される場所。学生一人ひとりが明確な表現の軸を持っており、同級生や先輩の作品を見ているだけでも、ぐいぐい刺激を受けられます。「あの子、あんな作品作るんだ…すごい!」と驚いているうちに自分も創作意欲を掻き立てられる経験は、芸大ならでは。自由度が高い反面、自主性を求められるので、わからないことは恥ずかしがらずに先生や先輩に聞いてみましょう。
アトリエや練習室、制作室など、専攻やコースごとに使えるスペースが設けられています。先輩たちは「放課後や週末も利用できる場合が多いので、時間を忘れて制作に集中できる」と話します。特に楽器の練習や大きな彫刻作品、版画の制作などは大学設備をフルに活かせるのが大きな利点。使用ルールや予約システムはしっかり確認して、トラブルなく使いこなしましょう。
4.おすすめの学食
東京芸大の学食(藝大食堂)はそこまで大規模ではないものの、リーズナブルでボリュームもあると評判。定番のカレーや丼もの、パスタ、定食など、日替わりメニューも充実しています。先輩いわく「忙しくても短時間でしっかり栄養補給ができるからありがたい」とのこと。
学食の近くには、カフェコーナーのようなスペースもあり、焼き立てパンやコーヒーなど軽食を楽しみながら作業する学生も見かけます。制作の合間のブレイクタイムにも便利なので、友達同士で雑談しながら息抜きするのにぴったりです。
5.人気の授業・ゼミ
東京芸大は、専攻や研究室によって教授陣のカラーがガラリと変わります。日本画なら日本画の巨匠、作曲コースなら著名な作曲家、映画なら名だたる映像作家の方々が教壇に立っていることもしばしば。先輩からは「一流のプロから直接学べる機会が豊富で、講評やアドバイスが本当に的確」という声が出ています。
学部3年生・大学院などでは研究室やゼミに所属するケースが多いです。教授や講師のアトリエに通ったり、一緒に作品制作や研究プロジェクトを行ったりと、より密接に指導を受けられるのが魅力。人気の研究室はコンペや展示会への参加、海外研修などアクティブな活動が多く、「制作が大変だけど、作品が形になる達成感は格別」と先輩たちは語ります。
6.サークル活動
芸大にも運動系や文化系サークルが存在します。音楽系サークルはもちろん、軽音からクラシック、ジャズまで幅広く、スポーツ系ではテニスやバドミントンなどが人気。「他学部・他専攻の学生とも交流できる貴重な場」として、サークルに所属している先輩も多いです。
新歓(新入生歓迎会)時期には各サークルがビラ配りや体験イベントを行うので、気になるところは積極的に参加してみてください。作品制作だけでなく、大学生活そのものを彩る仲間との出会いがあるかもしれませんよ。
7.通学に便利な駅
東京芸術大学 上野キャンパスへは、主に以下の駅が利用しやすいです。
JR「上野駅」:山手線や京浜東北線、常磐線など複数路線が乗り入れ。上野公園口を出て公園内を歩くルートが一般的。
JR「鶯谷駅」:こちらもキャンパスの裏口側にわりと近いため利用する学生もいます。人混みを避けたい人にはおすすめ。
東京メトロ千代田線「根津駅」:少し歩きますが、下町情緒あふれる谷根千エリアを散歩気分で通うのが好き、という先輩も。
先輩いわく「朝のラッシュはさすがに混むけど、キャンパスが駅から近いのはありがたい」とのこと。荷物が多いときは、エレベーターのある駅出口を把握しておくといいかもしれません。
8.まとめ
東京芸術大学 上野キャンパスは、日本最高峰の芸術教育の場でありながら、上野という文化的にも恵まれた立地によって、日々の制作や学習に生きたインスピレーションをもたらしてくれます。
履修登録ではシラバスをじっくり読み、自分が取りたい授業や興味のある分野を明確にしておくと、スムーズにスタートを切れるはず。学食やサークル活動を通じて仲間との繋がりを深め、研究室やゼミで自分の芸術観をどんどん広げていきましょう。
わからないことや困ったことがあれば、教務課や先輩、教授に相談するのが一番の近道。自由度の高い環境だからこそ、自主的に動くことが何より大事です。みなさんが自分らしい表現を見つけ、切磋琢磨しながら最高の作品や音楽を生み出していける大学生活になるよう、心から応援しています!