初期費用ってどれくらいかかる?
初めてお部屋探しをする際に、費用がどれくらいかかるか不安になりますよね。
そこで、今回は初期費用とは何なのか、どれくらいかかるのか等の目安をご案内します。
なお、お部屋が決める上で費用以外にも、契約がどれくらいかかるのか、何が必要なのか等、他にも疑問が多いと思いますので、そちらは別の機会にご案内いたしますのでご確認ください。
初期費用とは「敷金などの経費部分」と、「賃料に当たる前家賃の部分」があり、それらを合算して初期費用と呼ばれることが多いです。
それでは、それぞれにについて簡単に説明します。
1.敷金(しききん)
■説明
・賃貸契約時にオーナーに預ける保証金。退去時に物件の損傷がなければ返還されます。
・目安として1~2ヶ月が多いです。
■注意点
・契約書に明記された条件を確認する。
・物件の状態に応じて、返還額が変わることを理解しておく。
2.礼金(れいきん)
■説明
・オーナーへの謝礼金。通常は返還されません。
・目安として1~2ヶ月が多いです。
■注意点
・礼金の有無を事前に確認する。
・相場を調べて、不当な金額でないか確認する。
3.仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
■説明
・不動産仲介業者に支払う手数料。通常は家賃の1ヶ月分が一般的です。
■注意点
・手数料の上限や計算方法を確認する。
・他の業者と比較して適正か判断する。
4.賃料保証会社委託手数料(ちんりょうごしょうかいしゃいたくてすうりょう)
■説明
・賃料保証会社を利用する際の手数料。家賃の保証を受けるために必要です。
・目安として総賃料の0.5~1ヶ月が多いです。
■注意点
・保証内容や手数料の金額を確認する。
・連帯保証人が必要ない場合もあるため、選択肢を考慮する。
5.火災保険(かさいほけん)
■説明
・火災や自然災害に備えるための保険。賃貸契約時に加入が求められることが多いです。
・目安として1万円代の保険が多いです。
■注意点
・必要な保険内容を確認する。
・保険料が初期費用に含まれるか別途かを確認する。
6.鍵作成費用(かぎさくせいひよう)
■説明
・入居時に新しい鍵を作成するための費用です。
■注意点
・鍵の種類や作成数によって費用が変わるため、事前に確認する。
7.24時間サポート費用(24じかんさぽーとひよう)
■説明
・住居でのトラブルに対応するためのサポートサービスにかかる費用です。
■注意点
・サポート内容を確認し、必要かどうか検討する。
・解約条件についても理解しておく。
8.退去時費用(たいきょじひよう)
■説明
・退去時に発生する可能性のあるクリーニング代です。
■注意点
・退去時の契約内容を確認する。
・清掃の範囲や費用について事前に理解しておく。
9.前家賃(まえやちん)
■説明
・入居開始月と翌月分が発生することがあります。
■注意点
・入居日と家賃の計算を確認する。
・どの程度の金額が必要か事前に把握する。
10.まとめ
以上の初期費用を支払い、実際に物件に入居することになります。
目安としては、初期費用の「敷金などの経費部分」は賃料の4~5ヶ月、「賃料に当たる前家賃の部分」は、入居当月分の日割分と翌月分となりますので、初期費用の合計額は6ヶ月くらいになることが多いです。
なお、敷金・礼金や仲介手数料がないお部屋もございますので、選び方次第で初期費用も大きく変わります。
なにか、お困り事がございましたら、直接お電話にてお問合せいただくか、LINEやメールでも承っております。
不安なことがございましたら、お気軽にご連絡ください。